2019/04/24 10:15


「甲斐の国のものづくり講座〜マホロバの手仕事教室〜」全8回が無事終了。公益財団法人日本社会福祉弘済会さんから助成をいただいて実現した講座です。

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春の畑のケール栽培講座に始まり、夏には都留市のひのき林で「きらめき間伐」も体験しました(樹木の皮を下から上に一斉に剥きます)。




府中市の木工福祉施設フラッグスデザインの松田さんに指導いただいた2回の木工講座は、ひのき間伐材の磨きが利用者のみなさんにも大好評。長野や東京の福祉施設職員さんにも参加いただき、バターナイフ、マドラー、箸、河原の小石のカード立てを作りました。







神戸で染めと刺繍をする福祉作業所、萌友の東條さんに指導に来ていただいた染め講座では、全員が珈琲染めのコースターを製作体験。




秋冬には、いつもお世話になっている甲斐国物語さんから、地元素材を使った商品開発指導を受け、山梨ドライフルーツの加工と今後の商品について話し合いました。デザイナー五十嵐さんからは、初めてのウェブショップの立ち上げ方とデザインについて学びました。




また藍染め、織りで素晴らしい作品を展開されている東京都町田市のLaManoさんに他施設の職員さんと一緒に伺い、施設長高野さんからプロダクトデザインの工夫について指導いただきました。

木工講師の松田さんが、磨いたバターナイフ、小石のカード立て、珈琲染めの布のカトラリーケースに木のボタンをつけて、都内の作品展に展示してくださいました。




講座でつながったご縁から、長野や東京の福祉施設で木工の取り組みが始まりました。このご縁を大切に、連携した作品や商品を目指して、次につなげていきたいと思っています。